活動報告

特別講演

令和元年度さつき会特別講演のご報告

令和元年度さつき会特別講演のご報告

今回のさつき会特別講演では、インプラント治療をご専門とされる横山紗和子先生よりご講演をいただきました。ご講演は、インプラント製品の管理、シンポジウムプログラムの製作・運営等を行う会社でのご経験や製薬会社にてボトックス治療に関するお仕事をされていたご経験、インプラント治療の歴史などの知識から、高齢社会に伴い生じる問題について、患者さんからこんな質問があったらどのように説明すればよいか等、実際の症例を交えたお話などたくさんのお話しをしていただきました。歯科衛生士として働き始めてまだ間もなく、未熟な私にとって、とても学びのある講演となりました。

ボトックスと聞くと、美容整形に関係するものといったざっくりしたイメージしか浮かびませんでしたが、ボトックスを注射し、口角を上がりすぎないようにすることで、ガミースマイルを改善するといった使用方法があることを知り、興味深く感じました。

また、インプラント治療の歴史で印象的であったのが、骨膜下インプラントについてでした。骨膜下インプラントは顎骨の印象をとり、フレームを顎骨上に乗せ、粘膜で覆うものです。衝撃的な治療方法だったのですが、このような歴史があることで、現在のインプラントの発展につながっていることを学びました。

実際の臨床症例の中では、インプラントと天然歯の違いなどの基本的知識の再確認や私たちの行う口腔衛生管理の重要性について学ぶことができました。天然歯と異なり、インプラントは完全に脱落する状態になってから初めて患者さんが、「痛い」と感じます。インプラント周囲炎を起こさないよう、私たちが定期的にケアを行い、患者さんの日々の自己管理のサポートをすることがいかに重要であるかを理解しました。また、今の時点だけを考えるのではなく、患者さんの将来を見据えて計画を立てることを常に心に留めようと感じました。

私は現在、歯科・口腔外科専門の歯科医院に勤めており、インプラント治療に大きく携わることになります。今回の講演で、日々の臨床業務のための知識の充足またさらなる学習への意欲とつながりました。貴重なご講演を誠にありがとうございました。

OH12期生 福本渚

 
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